Teppen Troopers!

バイクと、カメラと、僕らの日常記

カーオーディオ沼に足を踏み入れた話

最近、暑くなりましたね。当ブログでは、去年更改した「ノート NISMO S (E12) エアミックスドアアクチュエーター交換」という記事の参照数が異様に伸びてます。やっぱり故障率が高いんでしょうね。。

 

cbf-aset.hatenablog.com

というタイトルに関係ない話はいったん置いておいて…

先日、高速で遠出をする機会があったのですが、長時間車内にいてふと思ったことがありました。
「もっと綺麗な音で音楽聞けたら嬉しいなぁ」
その時はそれで終わったのですが、他の用事でオートバックスに行った際にオーディオコーナーに立ち寄りました。いろんなスピーカーを試聴でき、安物でも音が変わりそう!ということで、物は試しで交換してみることにしました。

どのスピーカーにするか

試聴したなかで、気に入ったのはPioneer(carozzeria)とKENWOODでした。ネットで調べてみると、一般的にはカロッツェリアの方が好まれているみたい。確かに、試聴したところカロッツェリアの方が音の明瞭感がありました。
ただ、私はその明瞭感の中で高音のシャリシャリが気になってしまいました。対してKENWOODは悪く言えば音がこもっていますが、落ち着いた感じ。何より多少安いし、今回はお試しということでKENWOODのスピーカーをチョイスしてみました。ちなみに、音の聞き比べはyoutubeに動画が上がってますので気になる方はリンクをどうぞ。

カロッツェリアvsケンウッド!低価格スピーカー音質比較してみた!TS-F1740vsKFC-RS174…優秀なのはどっち?? - YouTube

ちなみに、私が購入したのはKENWOODのKFC-RS174S。ツィーター(高音に特化したサブスピーカー)があるタイプです。メーカーホームページ・適合表を参照し、丸印になってるので勢いで購入。なお、上位モデルは適合NGとのこと。

作業手順

自分用のメモとして書き残します。作業を行う際は自己責任でどうぞ。

ドアのインナーパネルを眺めてみる。ネットの情報がなければ、ド初心者の私では開けられなさそう。笑 サクッと調べて作業してみる。

 

手順①ドアハンドルポケット内にあるトルクスビスを外す。(トルクス:T-20)

 

手順②パワーウィンドウスイッチ部を内張はがし等でこじって外し、裏のカプラーを外す。

 

手順③パワーウィンドウスイッチがついていた個所を覗いて見えるビスを外す。(プラスor10mm)

 

手順④インナーパネルを内張はがし等を利用して外す。
私は素手で勢いに任せて外しました。グロメットは1/2くらいの確率でドア側に残りました。また、運転席・助手席側あわせて14個中1個を破損しました。予備は持っておいた方が良いかもしれないですね。

ここで気づく。スピーカーに付属しているカプラーが形状違いであることに・・・適合表に『配線は図-1を参照して加工または付属のエレクトロタップ(RSシリーズは付属の接続キャップ)で接続します。』って書いてあったけど、何のことかわからず「まぁ、行けるっしょ(適当)」と流してしまってた。笑
見た感じ、付属のハーネスのうち端子の形状があっているものがあったので開腹手術。なかの配線だけ拝借して接続してみたのですが、接触不良の模様。配線加工すればつけられるけど、戻すことを考えてハーネスを購入することに。エーモンのAODEA・日産車用スピーカーハーネス(2077)で600円ほど。

 

手順⑤純正スピーカーについているケーブルを取り外し、プラスor10mmネジを外す。続いて社外スピーカーを取り付ける。
今回のスピーカーは汎用ブラケットが付属していましたが、せっかくスピーカー変えて音質向上を狙っているので、樹脂製ではなくメタルバッフルを追加購入して取り付けました。バッフルは純正ビスを利用し取り付け、そのバッフルにスピーカーを付属のビスで取り付けました。

 

運転席側はスピーカー取説どおりの方向に取り付けましたが、助手席側は純正スピーカーに水が溜まった跡があったため、端子接続部を上側に向けました。純正と同じ方向ですね。運転席側も後日つけなおすかも。

あとバッフルの内側、ビス止め付近にも余ったスポンジ張っておきました。なんとなく、ビビり防止になるかな?と思った程度です。オーヲタの皆様的にはもしかしたら邪道なのかも・・・まぁ、物は試しなので!笑

ということで、あとは逆手順で戻すだけ。プラモデルを取説読まずに作れる人なら、割と難なくできる作業だと思う。

私的にお伝えしたいポイント

助手席側はこのドアハンドル下側にあるくぼみにインナーパネルがガッチリはまっていて取りづらかったです。運転席側はそもそも当該箇所に爪がないのか、すんなり外れました。運転席側→助手席側という順で作業すると、外れなくて少し焦るかも。

あとは、ドアインナーパネルを固定する前にパワーウィンドウ用のハーネスを引き出しておくことでしょうか。インパネを全て固定し、いざスイッチを取り付けようとした際にハーネスが埋まっていた…となると、かなり手間ですからね。

総評

ツィーター用の配線をとおす穴(切り欠き?)をインパネに作らなきゃダメかな?と思っていたけど、隙間があったので無加工で取り付け。ちなみに、ビス止めせずに両面テープで固定。いつまでもつかは実験って感じですね。

そんなわけでトルクスと内張はがし、プラスドライバーor10mmレンチさえあれば割と簡単に作業できました。ただやはり、初めての作業となると心配しちゃって思い切りいけません。初めに運転席側を作業したのですがかなり時間かかってしまいました。作業を楽しめる方は実施してみてもよいかも。

音質は間違いなく変化しました!純正と社外スピーカーを、オーディオ設定フラットで聞き比べましたが、聞こえていなかった音が聞こえるようになって満足です。今回はフロント側のみ交換しましたが、リア側も気になってしまうかも?!笑

作業の手間を考えると下記のセットが個人的にはオススメかなぁ。

  • KENWOOD KFC-RS174
  • KENWOOD SKX-102S
  • エーモン AODEAスピーカー変換ハーネス2077

どれも他社製品でも構いませんが、スピーカーはコアキシャルタイプの方が手間が少なく初心者向きかと思います。バッフルは腐食が怖いのでウッドではなくメタルですかね。あと、変換ハーネスは「俺は再入れ替え、取り外しはしないぜ!純正戻しだって売る時もしないぜ!!」って感じなら要らないです。

そんな感じで、私もカーオーディオ沼に足を踏み入れました。
次回ッ、「デッドニング施工を実施してみるも悪夢のブチルゴムに泣く!」をお届け・・・するとか、しないとか。笑

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