去年の夏の終わり、なんとなくエアコンの調子が悪いと感じていました。エアコンをつけると、冷たい風が出るものの、キンキンに冷えててもいいはずの風がそこまででもない。
「まぁ、気のせいか」と自分に言い訳をして目をつむったのだけれど、一週間ほど前に再認。ネットで検索すると偉大なる先人の為になる情報が。
minkara.carview.co.jp
情報のとおり、サービスマンモードでエラーを探ってみる。センサー類やアクチュエータのエラーは拾わない。全て正常との診断。 切り分けとして、いったん設定温度を最高(32度)にしてから一気に最低(18度)にしてみる。さっきまでの冷風と比べると、一段冷たい風になった気がする!・・・ということは、やはりエアーミックスドアのアクチュエータ動作不良なんだろう。そんなわけでディーラーへ部品注文に行きました。 ちなみに、冷房が出る状態になったタイミングでエアミックスドアアクチュエータのコネクタを外しておきました。温度調整ができなくなる代わりに、冷房が出なくなるという真夏の車内にあってはならない事態は避けられるようになります。車内の温度調整は手動で風量調整を行うことで可能です。 はじめに、エアミックスドアアクチュエータの位置ですが、センターコンソールの運転席側。上の写真でいうと、クラッチペダルの左上にコネクタが抜けている黒い部品があるのですが、これです。 アップにするとこんな感じ。NISMO S以外のグレードであればクラッチペダルとそのセンサーにつながるハーネスがないのでもう少し見やすい&作業しやすいと思います。 下側のネジは割と簡単に外せましたが、上側のネジが厄介でした。クラッチペダルとそれにつながるハーネスが邪魔をしてドライバーがいれずらい&見えにくい。なにより、運転席側からセンターコンソールを見上げるようにのぞき込まなくちゃいけないので、体制もきつい。真夏の午後に作業したら汗だくになりました・・・ 取り付けられていた部品(左)と、発注した部品(右)を見比べてみました。 とはいえ、外見では差はわかりませんね。 ちなみに、アクチュエータのお値段は4,026円(2021/07末)でした。ディーラーで作業を依頼すると5,000円ちょっとかかるようですが、作業の手間や柄の短いドライバーを持っていない方、肩や背中を痛めやすい方はディーラーにお願いしてもよいかと思います。笑 無事に交換を終え、快適な夏のドライブができるようになりました。本当は窓を開けて風を感じて走るのが好きだけれど、最近の外気温はそういう気温じゃないから仕方がないね。交換作業
アクチュエータは上下計2本のネジで取り付けられています。
部品番号が微妙に異なりますね。もとは「27732 3VA0A」ですが、今回のは「27732 3VA0B-G G」とあります。何かしらの対策部品なのでしょうか?
この部品はノート(E12)、マーチ(K13)、ラティオ(N17)で共用されているらしいので、この三車種は同様のトラブルが発生しやすいのかもしれませんね。ネットで調べると、そこそこの頻度でトラブルが起きてそうなので、リコール出して無償交換してくれると嬉しいのですが・・・仕方がないか。