カメラを趣味にしているのは仲間内では有名な話になってしまって、友人から子供の七五三の撮影を頼まれてしまった。コロナ禍で、スタジオに行くか行かないか悩んでいる中で白羽の矢が立ったのが私だったとか。
準備したもの
とはいえ、ポートレートなんて撮影したことがない私。でも、頼られたら本気を出したいということで(お金を節約しながら)必要そうなものをネットで注文。下記のとおり。
- 背景布 … スタジオフォトっぽくするための背景
- スタンド … 背景布を固定するポール
どちらもアマゾンで購入して、一万円あればお釣りがくる程度だった記憶。背景布は折りたたんで送られてきたため、撮影前にアイロンがけが必要でした。箱出しで利用できないという点は注意すべきかも。
新規に購入したものでなければ下記のものを利用しました。
レンズは、六畳間で利用するなら50mmくらいがちょうど良さそうでした。相手は三歳の子供でしたし。もっと広いお部屋なら中望遠を利用してもいいのかも。
外付けストロボはほぼ必須だと思ってよいと感じました。ストロボ利用に際して、どのような写りになるかの作例を何枚か紹介します。
ストロボなし
ちょっと眠い感じになってしまいますね。
この日は正午過ぎ、晴れていてレースのカーテンを閉めた状態でした。ただし、部屋の明かりはつけています。肉眼ではかなり明るいのですが、ISO200にするとF3.5で1/20秒。相手が子供なので、これじゃブレてしまいますね。
直接ストロボを照射
メリハリのある映りになりますね。
この場合、外付けストロボでなくともカメラのストロボを利用しても同じです。Pentax K-1にはストロボついていませんが・・・笑
陰影が濃くなってしまい、それを目的に撮影しない場合は避けたいです。写ルンですとかで撮るとこういう感じになりますね。
ストロボ発光(天井バウンス)
自然な写りになりましたね。
ストロボの明かりを天井に反射させて撮影しています。ISO200/F3.5は同じ条件ですがシャッタスピードが1/80秒になりました。これでもブレるかもしれませんが、だいぶマシでしょう。笑
ストロボ発光(壁バウンス)
天井より壁のほうが近いせいか、天井バウンスよりメリハリがありますね。
個人的に見つけてうれしかったのが壁バウンス。基本的にポートレートのノウハウサイトでは天井バウンスを推しているのですが、試してみたらイケてるのが壁バウンス。個人的にはコレが気に入ったので、何枚かは壁バウンスで撮影してみました。
結果は・・・?
お子さんが少し動いた関係で、床面の布が波打ってしまっていますが、満足いく写りになりました!結果的にはスタジオに行くより安価に住んで友人には喜んでいただけました。笑
買ってしまったこの背景布セットをどうするかは今後考えることにしますw